名古屋の転職支援プロが教える転職ルール

名古屋で転職支援12年の経験を活かして、他では聞けない名古屋の転職にまつわる話を書いています。

【転職のプロが教える面接準備の仕方】明日面接だけど、何も準備してないときに読むブログ

名古屋の転職コンサルタントのタカシです。

 

 今日は『明日が面接だけど、何も準備してないときに読むブログ』です。
中途採用面接のココだけは押さえておいたほうが良い準備ポイントを紹介します。まずは基本の準備すべきポイントは3つです。それはこちら。

  • 転職理由
  • 今までの経歴
  • 自己PR

 

 具体的にお話していきます。

 

 目次

 

転職理由

面接官が転職理由を聞く理由
そもそも面接官は面接でどんなことを聞きたいのでしょうか。
そこを抑えることで、どう回答することが自分にベターなのかを考えられます。ポイントは2つあります。

 

1、再現性がないか


転職しても同じことが起こらないか。という点を見ています。例えば、上司との相性が合わないとします。しかし、転職したからと言って、相性の良い上司が担当してくれるとも限りません。もしかしたら、いまよりももっと相性が悪い上司になることもあります。そうなれば、またこの方は転職してしまう可能性があるので、人事としてはこの点は懸念します。

 

他には、会社の業績が悪化が転職理由だったとします。しかし、この移り変わりの激しい時代では、どの会社も業績悪化のリスクを考えています。


特に経営者であれば、尚のことです。そうならないための人材が企業は欲しいので、ぶら下がり社員は正直欲しくありません。面接の心の声は「ウチも厳しいわ!」を連呼されています。相手の立場になって、転職理由をお伝えしましょう。

 

2、感情的になっていないか


感情的には「もうこんな会社やめてやる!」と悪いことが引き金で転職活動することです。感情的な転職は時に、採用する側からすれば、チャンスだったりもしますが、
定着に懸念がある場合もありますので、敬遠される場合もあります。計算しにくい人材だからです。そのため、自分が本当に転職する理由は何かを冷静に振り返りましょう。

 

番外編 転職回数が多い方向け


転職回数は企業が定着という視点で検討するときに重要なことです。そのため、転職回数が多い方は、転職のストーリーを語れることが大切です。具体的にはそれぞれのキャリアがぶつ切りではなく、繋がっていて、結果として今の自分があることを伝えられるかどうかがポイントです。そのうえで、今回の転職ではその経緯を踏まえたうえでどういう活躍をしていけるかをアピールしましょう。

 

今までの経歴

このパートで面接官が聞きたいことは1つです。

  • 転職後に活かせる経験はあるか

中途採用は経験者採用です。新卒採用はポテンシャル採用であるのに対して、中途採用は今までの経験をウチでどう活かしてくれるの、還元してくれるのと期待しています。そのため、経験は概要を満遍なくお伝えすることが大切です。そのうえで、先方は興味あることを深堀して聞いてくるので、事例等の具体性をもってお伝えすることが大切です。


具体性のポイントは5W1Hで伝えることがポイントです。「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「何のために」「どのように」やってきたかを伝えましょう。なぜなら、多くの面接官はあなたがどういう仕事をしているかを分かっていないので、わかるように伝える必要があるからです。具体的に伝えれば、伝えるほどあなたの仕事ぶりがイメージできます。具体的に伝えると、仕事の内容はもちろん、どういうことに気を付けて仕事を進めてきたかという人間性の部分も出てきます。人間性は大切なアピールポイントです。しっかりと準備しましょう。

 

自己PR

面接官が気にしているポイントは2つです。

  • 今までの経験をどう活かそうとしているか?
  • 働くイメージができているかどうか?

要は面接はプレゼンですので、上記と少しかぶりますが、具体的な例をもって、歌えるようにしましょう。働くイメージが出来ている人ほど、それにマッチするスキルをアピールすることができます。

 

例えば、営業職に転職したい、レジ打ちをしていた小売業の方がいたとします。しかし、面接でレジ打ちの速さのアピールをしても、面接官からすれば仕事が早い可能性があるのかな?くらいしかイメージが出来ずアピールになりません。しかしレジ打ちを早くするために、それぞれの場所のポジションを事前にセッティングして、無駄な時間が発生しないように事前準備をしていたことや、お客様にきもちよく対応いただくために、笑顔を心がけていたというアピールをすれば、『事前準備を大切にできること』『相手の心境を踏まえた対応できる人』という営業として大切な要素を持ち合わせていることをアピールできます。

 

何を伝えるかではなく、何と伝えると相手が可能性を感じてもらえるかを逆算して準備しましょう。

 

まとめ

以上が、面接対策で準備した方が良い3つのポイントです。これを準備すれば、自分の転職への振り返りにもなりますし、自分の軸が見えるので、面接でもあたふたせず、安心して臨めます。

 

明日の面接が良きご縁につながるといいですね。

 

名古屋住みの転職コンサルタント タカシ