30代以降で異職種に転職したい人が知っておくべきこと3点
名古屋の転職コンサルタントのタカシです。
2018.11.21更新
☆目次☆
もう、20年前の話ですが、
高校の時の数学の担任だったM先生が
40代が気力・体力・お金・時間が一番充実していて楽しいから、
その時までにガンバレよと言っていたのを
思い出しました。
その40代まであと2年。
今の時代もそうなのかな?
個人的には健康と、お金に不安がありますが、楽しい40代にすべく『今』を頑張りたいなと思います。この想いは3年前を変わっていませんね(^^)/良かった。(追記)
さて、今日は異職種へ転職したい人が知っておくべき3点について。
この仕事をしていると、
今の仕事が向いていないので、職種を変えたい。
という相談を受けることがあります。
その時にいつも私の視点で答えていることです。
1、年収は下がると思え
年収は大抵下がります。
なぜなら、転職における給料は経験の対価として評価されるものであるからです。
多少の考慮はあっても、基本的には未経験になるので、年収は下がるものです。
で、このポイントは下がり幅です。
大抵の方は年収で2,30万円、場合によっては50万円程度のダウンだと
下がっても良いと思っています。
ただ、世の中はそう甘くはありません。
実際でいえば、100万円以上の年収ダウンも当たり前です。
前職給が高い方だと200万円以上のダウンも十分あります。
これが受領できる覚悟があるかどうかがポイントです。
自分でスキルを付けて、
認められて現年収以上に稼ぐくらいの気概が必要です。
7割くらいの方はここで、異業界への転職を諦めます。
2、過去の延長で仕事ができるほど、新しい仕事は甘くない
例えば、よくあるのは、営業職→管理部門への転職志向です。
これは、営業が嫌だとい理由が8割くらいを占めます。
ただ、営業で上手く行かなかった人が異職種で上手く行くとは限りません。
その意味において、新しいことに全力で取り組まなければ非常に苦労します。
楽勝でしょ!と思っていたら、あっさり足元をすくわれます。
そのため、転職後は特に入社直後は相当なパワーを出力して、
仕事に慣れなければなりません。
楽できると思っていたら、大きな間違いです。
3、同僚が温かく迎えてくれるとは限らない
先に述べたように転職は即戦力採用です。
それは、会社の希望でもあり、他方で同僚の希望でもあります。
その点で、同僚も仕事が分担できるという点では、
即戦力の人に来てほしいと思っています。
そんなさなか、未経験の方が入社し、仕事が出来なければ、
なんでこんな人を採用したんだ?と懐疑的になることは容易に想像できます。
正直グループの受け入れ態勢にもよりますが、
皆さんが、温かく迎えてくれるとは限りません。
で、上記で、より厳しい風当たりを喰らうのは30代ということです。
30代に風当たりが強い訳
20代はまだポテンシャルの年齢なので、周りも寛容に見てくれます。
なので、私は20代、だいたい27歳位までの異職種転職は有りだと思っています。
ただ、30代に限らず年齢が上がると周りの期待値も相対して上がります。
また、一般論として、年齢が高い=社会人スキル高いというイメージがあるので、
出来なかった時の落差は非常に大きくなってきます。
この悪い意味でのギャップは会社での居心地の悪さに直結します。
転職で失敗してこんなはずじゃなかったという話は
この環境面に問題があることも多いです。
企業も30代の未経験は受け入れにくい
未経験転職が難しい理由の一番のポイントはここです。
社内の組織バランスや未経験で採用するのであれば、
若い新卒で良いのではないか?という論点や、
30代はポテンシャルを見出す年齢ではない等
様々な理由があります。
そのため、30代の未経験入社は参入障壁が非常に高いです。
以上が30代以降の方で、異職種に転職したい人に知っておいてほしいことです。
基本的には30代は今までの経験から柱を作り始める年齢だと思っています。
その意味で、30代は他人の芝を見ることなく、腹を括って、
突き進む年齢だと思っています。
ただ、どうにもならないことは世の中にはたくさんありますので、
その時はしっかり覚悟を持って、新しいことに挑戦しましょう!
名古屋住みの転職コンサルタント タカシ