名古屋の転職支援プロが教える転職ルール

名古屋で転職支援12年の経験を活かして、他では聞けない名古屋の転職にまつわる話を書いています。

長時間労働を引け目に感じることはないっ!

こんにちは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。

 

今日の名古屋の最高気温の予想は34℃・・・。

真夏やん(@_@;)

 

一方、今年の東海地方の梅雨入りは6月1~7日の間と言われています。

6月6日のキャンプ行けるかな~。

雨予報でどんぴしゃ雨であれば、事前に中止しようとは思っていまして、

とはいえ、先週の日曜日みたいに急に予報が変わって晴れになることもあるので、

やきもきしている今日この頃。

 

最近、気象予報士石原良純氏がテレビで言っていました。

『天気は最後は気合いで何とかなる!』んだと。

 

これに乗っかろうと思いますw

 さて、今日は時代に逆行したタイトル。

 

労働時間が長いことはほんとうに悪いこと?

 

先日、お会いした求職者が自分のアピールポイントがないと悩んでいました。

業種はBtoCのサービス業。

彼は月100時間程度の残業をしていました。

 

この原因は、自分が接客もして、店舗マネジメントも行ってということで、

必然と残業をすることが多くなってしまったそうです

言い換えると、残業せざる負えない環境でした。

 

この方は残業は良いことだとは思っていませんでしたが、

物理的に残業が減らせないことが多いと仰っていました。

 

そして、入社して3年、体調を崩して退職されてしまいました。

 

労働時間の長さをキャリア(経験)としてアピールできないか?~ハード編~

 

私は長時間労働経験はキャリアというか、

大きなアピールポイントになりうるものと考えています。

今日はその持論を述べたいと思います。

 

この方の労働時間を日にちで換算した場合はどうなるでしょうか?

 

1日の労働時間が8時間として、

仮に労働稼働日を週5日とします。

 

とすると、残業を100時間と仮定すると、

残業なしで働いている人よりも、

月に12.5日間多く働いていることになります。

年に換算すると、150日分、約5カ月分多く働いていることになります。

上記の方は3年働いていたので、

単純計算すると450日分、約1年と3ヶ月分多く働いていることになります。

 

つまり、入社3年の間に、4年3ヶ月分の労働をしていることになります。

 

他方で、企業の募集要項では

営業経験3年以上とか、

理経験1年以上とか書いてあります。

 

実はこの経験年数、企業側は目安として書いているケースが多いので、

実はここには厳密な規定はないケースが多いです。

 

しかし、求職者側はこの経験年数を厳密に捉えている方が多かったりします。

 

この点に着目すると、

8時間を1日と考えれば、

実は経験年数は労働時間という見方で見れば、

クリアしているケースも実は多いのではないでしょうか?

 

そのため、例えば2年間しか経験していないからといって、

募集要項が3年以上だったとしても、

その求人をそれだけであきらめる必要はないと私は思っています。

ただ、時間だけが経過していてもキャリアにはなりません。

大切なのは、時間から生まれる質の部分です。

 

労働時間の長さをキャリア(経験)としてアピールできないか?~ソフト編~

 

時間換算で書きましたが、

ハードなことは極端な話、あまり重要なことではありません。

私がアピールしてほしいのは、ソフトの部分。

 

ハードワークしてきた環境で鍛えられたタフネスさは

私は企業に対して、アピールできるポイントだと思っています。

 

なぜなら、無駄に残業していたのであれば問題外ですが、

真面目に頭を回転させながら働いてきた方は労働時間が長い分、

それだけ、同世代の方よりも思考をフルに活用していたことになり、

その分成長しているはずです。

私は、この質という点で、自信をもっていただいても良いと考えています。

 

実際、これまで私が1000人以上の面談をしてきて、

労働時間の長い仕事をしてきた方の方が同世代のそうではない方よりも

優秀だなと思うケースは多いです。

 

労働時間が長い人ほど、気付きが多く、

その気付きが糧となって血と肉になり、

それが質に変わり、成長速度に影響しているのだと考えています。

 

何がいいたいかというと・・・

 

労働時間をどう捉えるか、個人の意思が重要な時代

 

最近、長時間残業が悪いという風潮が一般化してきました。

これ自体は非常に良いことです。

 

要は労働時間で縛られることなく、

時間内に成果が求められるようになってきたということです。

 

そのため、いいことのように聞こえて、

実は非常に大変難易度が高いことが求められる時代になってきたとも言えます。

 

だから、実は大手企業を中心に労働時間が短くなって、

(強制的に残業ができない環境になって)

困っている人はたくさんいます。

自宅で仕事をすることが増えたという方も多いと聞きます。

 

ステレオタイプの考え方としては、

残業を減らして、余暇も楽しみ、充実した生活を送ろう!となりますが、

私は必ずしもそれが良いとは思いません。

 

もちろん、それが必要なタイミングもありますが、

仕事一辺倒の時期も成長の為には必要だと思います。

 

いや、むしろそういう時がないと、人は伸びないと思います。

人の成長はゆるやかに右肩上がりではなく、

成長するときにググッと伸びゆくものだと思っています。

 

そのため、時間の量と質は対立するものではなく、

融和していくものだと私は思っています。

そのため、誤解を恐れず言えば、

長時間労働が必要な時期もあると思っています。

 

慢性的には絶対良くないですけどね。

長くは続けられません。

必ずどこかでガタが来ます。

 

もちろん、残業時間が長いことを自慢するようではダメですけどね。

お恥ずかしい話、若かりし頃の私がまさにそうでした(>_<)

 

恥ずかしながら、72時間連続勤務とか、1か月間休みなしとか、

労働自慢をしていたこともあります(^_^;)

自分で仕事が出来ていない、

マネジメントが出来ていないと言っているようなものです。

  

話が逸れてしまいましたが、

要は個々人がその量と質を考えながら、

自分に腹落ちさせ、働くことが大切なのです。

 

これからはより自分の意思を明確に示していく時代なので、

残業1つとっても、持論は必要だなと考えます。

 

ということで、長時間労働されている方は、

その経験によって、

身に付いた経験を自分なりにまとめることをおススメします。

 

それは、立派なアピールポイントです!

 

 

 

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