バターから見る日本の今後
こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。
この前、前職の同期と同窓会をしました。
5年ぶりくらいに会う仲間もいて、非常に楽しい時間でした(^_^)
こういうつながりは大切にしていかなければいけないなと会うたびに思います。
さて、その時の1人で現在は乳製品メーカーに転職して、
営業として頑張っている同期がいます。
バターがなくなる日本の未来
当然、いま話題のバターの話になりました。
バターがなくて、今日も毎週末出勤してるよと言っていました。
バターの代価商品の会議があるようです。
彼が言うには、バターがなくなるのは、
一時的にではなくて、今後慢性的に不足が続き、
PPTの輸入バターに頼るしかないと言っていました。
背景にあるのは、2点。
跡継ぎ不足に伴う酪農家の減少と、利益構造だそうです。
酪農家は減少が続いており、
そもそも生産パイが少なくなってきているそうです。
ここに関係する話で、酪農家は牛乳の方が利益が出しやすいようで、
バターを作りたがらないそうです。
加工だから、利益率は高いのでは?と思ったのですが、
どうやらそうではないようです。
ヨーグルトとか、チーズは利益率高いって聞きますけどね。
酪農家が減少して、バターの利益率が低いのであれば、
そりゃー、牛乳を作りますよね。
この話って、多少盛っている話だとは思いますが、
あながち言い過ぎという話でもないですよね。
今の日本の構造を考えると、
こういうことって、ほかにもあるのでは?と思います。
これからの日本
労働人口の減少から、農作物とかも色々と影響が出て来そうですね。
下記は、同じような環境下から上手く行っている例です。
「多品種・大規模経営」で農業の高齢化に挑む――コンバイン1台で東京ドーム24個分のコメ作り(前編) | Mugendai(無限大)| 新たな視点と最新の動向を提供するWebメディア
コメ農家を体力面等で、続けたくても、続けられない高齢者も増えていく中で、
信頼できる仲間に田んぼを任せ、
結果大規模農家になって、効率運営をしているという話です。
バター界にもこういう方が出てくるといいなと思います。
もしかしたら、私が知らないだけで、すでにそういう方はいるのかもしれません。
転職というフェーズでは、
事業継承の問題がこの問題に近いかなと思います。
後継者選びができず、やむを得ず、
会社の売却や廃業される方も多くいらっしゃいます。
今後、少子高齢に伴った求人は益々増えて来そうです。
そして、若者の相対的価値は、景気の波はあるものの、
中長期的にはどんどん高くなっていく気がします。
いつか、中途採用よりも新卒採用の方が単価が高くなるかもしれません。
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