【経営者、採用担当者向け】人不足の時代に考えること②採用しない前提に立つ
2018.12.4一部修正
企業・個人双方支援のパートナー、タカシです。
このブログは、名古屋を中心に東海地区のみで、リーマンショック前の2007年から10年以上中途採用支援をしている私が、実際の面接現場、面談現場、採用現場を企業と個人の双方の視点から見て感じた内容を書いているブログです。採用に悩まれてる企業、転職を検討されている個人の考えのきっかけの1つになれば幸いです。
12月になりました。
今日は人不足の時代に考えることの2回シリーズの2回目。
②採用しない前提に立つ
です。
ちなみに前回はこちら。
☆目次☆
これからの時代、採用していくか、しないかの2回目です。
2回目は②採用しない前提に立つです。
採用はなぜ必要か?
ただ、これは前提条件があって、ある程度の規模の会社になってくると、
そもそも選択が難しいとも思っています。
なぜなら、規模が拡大していくと、
その維持の為にも採用が必要になるからです。
どういうことかというと、
組織規模の拡大によって、よりそれを補うための人材が必要になります。
つまり、右肩あがりの成長を前提にすると、
採用しないという前提には基本立てません。
人数維持で成長するためには、
生産性を上げ、成長するしかありません。
もしくは、成長を狙わず、維持するか、衰退するかの3択です。
ということで、採用しないというのは、
それはそれでリスクが大きい選択です。
ただ、以前お客様から、社労士の先生から、
これからの時代は採用できなくなるから、
採用しない前提で、組織をどう組み立てていくかが必要ですと
アドバイスをいただいたと聞きました。
50人以下の企業の社長とお話ししていると、
少数精鋭で、微増もしくは、維持していく組織を目指している
というお話も伺うケースも増えてきました。
組織の枠にとらわれず、個人で動かれる方も増えてきました。
成長=採用とも限らない
何が正しいというわけではなく、
多様化している現代において、
私は、日本の成長時代が右肩上がりでない今、
もしかしたら、成長を前提にしない選択肢も必要なのかなと思っています。
もちろん、様々な意見があるでしょうが、
IT化で、マンパワーが補えることも増えてきましたし、
AIも進歩していますし、代価技術もあるので、
必ずしも人の採用が正しいとは言えないのではと思います。
そのため、採用しない選択肢もあると思っています。
採用しないのであれば、柔軟性がより必要になる
ただ、「人」にまつわる仕事をしていて、
「人」がもたらす好影響も知っているので、
採用しない=永続的な繁栄は難しくなる
と私は考えているので、
その分、状況に応じた柔軟性や、変化によりしていかないと
小規模、もしくは1人の組織では
より事業の存続は難しいのだと思います。
働き方の多様化という名の2極化が進む
また、1人の場合、1人でできることも限られるので、
働き方の多様化という中で、会社とパートナー契約という形で、
業務委託する関係性は今後より増えていく気がします。
(追記2018.12)副業、複業も増えますね。
これについても正社員かどうかという
雇用形態で縛られる人と自分で選択して、
進めていく人と2極化していくと思います。
まとめ
話がブツ切り状態になっていて、恐縮ですが、
このテーマでは色々考えたいなと思っている内容です。
採用の仕事にしている以上、人よりも考えければいけないテーマだと思っていますし、
私自身がこれに柔軟に対応していかないと、
採用というテーマだけでは、私自身も仕事が縮小すると危惧しています。
ここからも継続的に考えていきたいテーマです。
追記2018.12
この内容には拍車がかかっているのが、今の就業環境だと思います。企業体として生き残るか、個人の集合体として、形を都度変えながら生き残るか別れるところかなと考えます。副業や複業OKの会社を今後企業開拓をしていかなければとも思います。皆さん、答えが見いだせず苦慮されているのが今の実態だと考えます。