名古屋の転職支援プロが教える転職ルール

名古屋で転職支援12年の経験を活かして、他では聞けない名古屋の転職にまつわる話を書いています。

【転職のプロが教える面接の裏話】ネガティブな本音を言っても内定をもらう方法教えます!後編

名古屋の転職コンサルタントのタカシです。

 

今日は、面接対策についてです。

後半戦!

 

前回は自分の価値観に反するネガティブは

伝えてもOKという内容を書きました。

こちら。

 

kanekogen.hatenablog.com

 

今回は、ネガティブの中にも

伝えてはいけないネガティブがあるという話です。 

 

会社の責任だけにしたネガティブは敬遠されます。

 

一言でいえば、

他責のネガティブは面接では敬遠されます。

 

例えば、

会社が何も教えてくれないので、退職しました。

と、退職理由を伝えたとします。

 

それに対して、自分は何か会社に働きかけたかと言えば、

何もせず、確認もせず、待つのみで、

勝手に見切りをつけて、いきなり退職届を出していたとします。

 

そんな人いないでしょう。

と思う方もいると思いますが、

実はこういうサイレント転職は増えています。

 

確かに、求職者に対して働きかけなかった若手も悪かったのは、

間違いないです。

しかし、学生アルバイトなら、まだしも社員であれば、

教えてくれなければ自分から

聞くなり、働きかける動きは当然求めます。

これは、他責なネガティブ理由です。

 

この他責性が高い、

○○が何もしてくれなかった、

○○が教えてくれなかった

等のネガティブ理由は面接では好まれません。

 

ただ、

自分から能動的に動いて上でも会社が改善されず、

状況が変わらなければ

ネガティブな転職理由としても問題ありません。

この1アクションがとても大切です。

 

この事象を、相手の行動が変わるまで

働きかけなかった求職者が悪いというのであれば、

そういう企業は

このご時世ではちょっと時代遅れかなと私は考えます。

 

そういう企業は、たとえNGであっても、

こちらから見切ってしまえばよいので問題ありません。

 

話が少し逸れてしまいましたが、

ネガティブな理由は伝える前に、

他責なネガティブか、

1アクションしたネガティブかは考えるようにしましょう!

 

ネガティブか考える前に100倍大切なこと

 

ネガティブがどうかも大切なのですが、

それ以前に面接対策で考える重要なことがあります。

 

それは、、、

 

自分が企業に有益な人材であることを

アピールすることです。

 

これを言っては、元も子もないはなしですが、

極論、転職理由がネガティブであっても、

それを補って余りあるアピールできることがあれば、

企業はネガティブ度外視で採用します。

 

もちろん、そのアピール内容が、

その応募企業でどう活用できるかまでアピールすることが大切です。

 

いわゆる自己アピールというものですが、

この自己アピールは何が重要かといえば、

エピソードです。

 

エピソードは、自分の最大のアピールポイント

 

例えば、

自分は困難なことにも負けずにやり抜く自信があります。

とアピールしたとします。

 

けど、面接官としては、

「本当に?」

「負けちゃったこともあるんじゃないの?」

と懐疑的に思います。

 

ただ、そこで

具体的には、、、というエピソードを出します。

 

例えば、

私は、営業で新規開拓10社やると宣言しました。

周りや先輩方の実績では、平均3社だったので、

周りからはそんなに目標高くなくても良いのでは?

とも言われましたが、新規10社開拓に取り組みました。

具体的な活動としては、

先輩の過去の取り組み事例を一人一人から伺って、

その取り組み内容を全部実施しました。

結果的には8社で終わってしまいましたが、

継続して取り組み、翌月で達成しました。

 

という話を聞くと、

企業は、このエピソードから

・有言実行、初志貫徹タイプ

・能動的に動ける、成功の最短ルートを考えられる

・最後までやり抜く

 

タイプであると、伝えられます。

 

模範解答ではありますが、エピソードを伝えると、

その人と人となりが伝わります。

 

逆にエピソードがない自己PRは、

薄っぺらさを露呈します。

 

そのため、ネガティブ転職理由とセットで、

エピソード付きの自己PRは準備しましょう!

 

あと、例えば入社後半年で退職しているのに、

継続性があり、粘り強いというような、

経歴と乖離がある、自己PRも辞めましょう。

 

本当はそうなのかもしれませんが、

客観的に一貫性のあるアピールの方が

面接官は受け入れやすいです。

 

まとめ

 

私は面接は、企業と求職者は

イーブンの気持ちで臨む姿勢が大切だと思っています。

逆に面接官で企業の質を見極めましょうとアドバイスします。

 

面接官に媚びるのではなく、

誠実に準備し、対応することが大切です。

 

皆様の面接に幸あれ!!

 

名古屋住みの転職コンサルタント タカシ