アルバイトの延長感覚で就職すると早期離職する
おはようございます!名古屋の転職コンサルタントの金子 玄です。
リクナビNEXT等の転職サイトを見ていると、
年々、入社1年目の登録者が増えている気がします。
そういう方と面談していると、
傾向があるなというのが、おぼろげながら見えてきました。
今日はその見えてきた中身をこっそり書きたいと思います。
早期退職の理由は人間関係よりも労働時間が起因しているケースが多い
よくあるケースですが、
労働環境が大変だとは想像していたが、想像以上に大変だった。
これが一番多いです。
先日面談をしていた方が
小売流通・サービス業に就職していて、
残業が2時間で多いと感じ、長期の就業は難しいと2か月で思いました
と言われました。
なるほど、そうですか・・・。
それは想定できなかったですね。
って私は言えません!
普通に考えて、わかるでしょー。
この人不足のご時世。
どれらけきらびやかな社会人生活を想定していたのよ。
アルバイトとかしてなかったのかな?
そう、アルバイト。
これが今日のポイントです。
労働価値=労働時間だと思っている
早期退職の傾向として、
労働時間=労働価値だと置いている人は多いです。
つまり、アルバイトの感覚で働いた時間分だけ、
給料がもらえるものだと思っている意図が多いです。
労働価値=成果である
しかし、正しくは労働価値=成果です。
早期退職をしようとする方は、この概念がそもそもないので、
長時間労働の事実だけで、
自分の働く場所はここではないと思ってしまっている
傾向が強い気がします。
もちろん、残業代は支払われなければいけないですし、
長時間労働は許される時代ではなくなってきました。
しかし、それとは別の次元で、
時間軸だけで社会人は成立しません。
これが理解できないのであれば、
極論、正社員をやめて、
ずっとアルバイトや派遣社員で生計を立てたほうが良いと思います。
そんなの不安じゃん!と思うのであれば、
価値観は変えなければいけません。
社会はそう甘くはありません。
価値観はいつから醸成されるのか?
実はこれって、社会人になって急に形成するものではなく、
それまでの過程で身につけるものだと思います。
(もちろん、社会人になってその違いに気づける方も多くいます。)
よくキャリア教育といわれますが、
キャリア教育には、
こうした成果に対する考え方の醸成も組み込んでいかなければならないかも
思う今日この頃です。
まずは自分の子供がそうならないように子育てしないといけないな。
今週もお疲れ様でした!
私は明日、久々の土曜日出勤ですが、
休みが1日で身体が心身ともに回復するか、若干の不安です・・・。
昔は3か月連続で働いていてもなんとかなったんだけどね。
身体のなれって恐ろしいですね(´・ω・`)
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