20代で転職を繰り返す人の特徴
おはようございます！名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。
今日は祝日が明けた11月4日です。
今週末は、社員旅行で、岐阜の下呂温泉にしっぽり行きます。名古屋でこれだけ寒いのだから、下呂はもっと寒いんだと思います。急に寒くなってきたせいで、若干風邪気味な気がするので、体調管理をして、しっかり臨みたいと思います。
さて、今日は転職先選びのお話。
多くの人は、自分の志向に合った企業を見つけたいと思っています。
しかし、実際に転職活動をしていくと、
気が付くと、転職することが目的になっているケースがよくあります。
もしくは、自分の志向に合った企業を見つけたいと言っているものの、
『自分の志向に合った』企業はどういう企業なのかということを、
深く考えずに活動し始めてしまい、
結果的には転職することが目的になってしまったという方も多くいます。
特に第2新卒の若手の方とお話をしているとその傾向が強い印象を受けます。
新卒で入社した企業を早期に退職してしまう人の共通項
最初の大きな壁にぶち当たった時につまずき、
そこから立て直せないケースが多い印象を受けます。特に就職1年目で退職してしまう方はこの傾向が顕著です。
退職には様々な要因があると思うので、ここでは言及しませんが、
もっと大切なことは退職した後、次をどうするか？という発想です。
当然、同じことは繰り返してはいけないので、
なぜこういう決断に至ってしまったかを内省することが必須ですが、
その内省をあまりしないまま、次の転職先選びをする方が非常に多いです。
内省をしない転職をすると、
数年後の履歴書を見た時に、結果的に就業企業が３，４社と増えているケースが多いです。
恐らく早期に退職しているので、ご自身の中でも次が決まるかどうかということに対して、
焦りや不安があり、その衝動を減退させるために内省が進んでいなくても、
面接を進めようとするようです。
心理的にはわからないわけではないのですが、
私はここで立ち止まって考えることが大切だと思っています。
その際の注意点としては、希望はたくさんあると思いますが、
希望は全部通る訳ではないということを理解することです。
例えば、マスコミに行きたい新卒学生の多くがマスコミには就職できないように、
希望しても希望が就業に反映できないケースは山ほどあります。
そのため、自分の希望と現実性の目線あわせをして、
その上での自身の最善手を取ることが大切です。
その為、手順としては、
自分の過去の内省→今後の方向性の見極め→希望企業・職種の選定→市場価値の確認→優先順位づけ→最終的な納得感の高い転職先選び
この手順が大切です。
この目線あわせができないと、
20代のうち、3社も、4社も転職を繰り返すことになります。
20代の転職希望者にお伝えしたいのは、
今は焦らなくても転職先は選べる景況感なので、
まずは内省化をして、それから落ち着いて転職活動をすることをおススメします。
まずは冷静になり、しっかり考えることが大切です。
人生は一度きりですが、やり直しはできませんので。
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