リスクは回避するものではなく、受け入れるもの
おはようございます!名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。
先日、奥さんにキャンプ用品の焚き火を囲う囲炉裏テーブルを冬中に作るんだ♪と伝えたら、
最近、キャンプのことしか頭にないんじゃないの?
と笑いながら言っていました。
確かに・・・。頭の中の7割くらいはキャンプになっている気がする・・・。
まあ、いいんだ♪
転職とリスクはセットで考える
さて、今日は残り3割の仕事の話。笑
転職で様々な企業や求職者を見ていると、
リスクを取れない企業や求職者がいらっしゃいます。
企業は私も自部署の採用を行っているので、採用は慎重になりますし、
採用するときはいつも「この人の人生を棒に振ったらどうしよう?」とか、「早期退職してしまったらどうしよう?」とか、「景気が悪くなってもこの人を守れるか?」とか、色々と慎重になります。
求職者でいえば、基本的にはメリットよりも転職はリスクの方が大きいものだと考えているので、
(ただ、リスクを取った分、成功した場合はゲインも大きい)
リスクを取れないのであれば、転職はオススメしないというのが、原則です。
しかし、妙なことに実際はリスクを取れない人ほど、得てして転職したい!と言ったりします。
ただ、結局はリスクを取れないので、最終的には転職をせずに活動終了というか、自然と火が消えていくこと多いです。
先日お会いした方は28歳の時に転職活動をし、内定も得たそうですが、結局は決断ができず、当時は転職しなかったそうです。
それから、10年。
38歳の転職活動を改めて転職活動したものの、年齢や経験面で
今回はなかなか苦しいようで、あの時転職していけば良かったと後悔されていました。
それもまた人生なので、個人的には仕方ないと思う反面、当時はなぜ転職しなかったのかが気になりました。
理由は当時は転職して背負うリスクが怖かったそうです。
しかし、今は元々思っていた転職しないリスクが顕在化して、そのリスクの方が大きくなり、改めて転職活動をはじめたそうです。
潜在化リスクを取ることは難しい
人間、なかなか潜在化しているリスクを取ることは難しいです。
例えば、私は、前職のコンビニを退職した一側面として、業界の将来性を危惧していました。当時、コンビニは飽和化していると言われていました。現場では実際それを肌身で感じていました。
しかし、もう10年が経とうとしていますがどうでしょう?
飽和化している事実は間違いありませんし、統合が相次いでいますが、在籍していた企業は1人勝ちです。
私が考えた潜在化リスクは間違っていたのです。
決断を後悔しない
とはいえ、後悔してもはじまらないので、私の中ではこの失敗はネタの1つです。笑
要は決断した道を振り返らず、前を向けばいいのです。
実際、転職後、リーマンショックが起こり、更に厳しい現実も見ましたが、一時的な後悔はあっても、私は今が楽しいです♪
今を楽しむことが社会人人生においては、一番大切なことだということを一連の経験で学びました。
そのため、こういう経験をできた自分の決断を嬉しく思います。
そのため、今後も色々な場面でリスクを取った決断があると思いますが、決めたことは、振り返らず前を向いて今日も頑張ろうと思います(^_^)
リスクの取り方は、個人の気の持ちよう次第ですよ。
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