名古屋の転職支援プロが教える転職ルール

名古屋で転職支援12年の経験を活かして、他では聞けない名古屋の転職にまつわる話を書いています。

企業が転職理由を聞くほんとうの理由

こんにちは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。

 

今日もまた雪がチラついていますね。

岐阜は積もっているようです。

今年は例年より寒い気がします。

 

娘の幼稚園では学級閉鎖があったり、

娘のクラスは急に6人休んだと言っていましたし、

風邪やインフルが相変わらず流行っていますね。

 

皆さん、体調管理をしっかりしましょうね。

体調管理も仕事がデキる人の条件の1つですからね。

 

転職理由のNGワード

さて、今日は転職理由の話。

 

よく転職ノウハウ本には後ろ向きなことを言ってはいけない!

と書かれています。

 

例えば、一番わかりやすい例をあげます。

 

・面接で現職(前職)批判・愚痴・悪口をいう。

 

普通言わないでしょと皆さん思われるかもしれませんが、

意外と、面接官からのフィードバックでこの話はよくあります。

本人はそのつもりがなくても、

他人から見ると批判にしか聞こえないことは意外と多いです。

 

具体的には、仕事が面白くない、上司が悪い、経営者に魅力がない、

労働環境が悪い

などなどあげればキリがありません。

 

本音を転職理由にしていけないのか?

ただ、本当に後ろ向きなことを言ってはいけないのでしょうか?

個人的には転職理由の8割以上は不平不満からだと思っています。

 

本音と建て前という言葉もありますが、

個人的には個別事情によっては、伝えても良いと思っています。

 

本音の転職理由を伝えるかどうかの判断ライン

個人的には起きている不平や不満に対して、

自発的にどう考え、具体的にどう行動まで落とし、

それをどれだけ掘り下げたかまできちんと言えれば、

私は伝えても良いと思います。

 

よくあるのは不平・不満を持っていても、

思っているだけで、それに対して行動していない方です。

 

不平不満を言っているだけの人は、

企業は採用したいとは思いません。

 

なぜなら、採用しても結局は同じように

不平不満を言い続ける可能性が高いからです。 

 

ただ、実際にそれを自責に捉え、やることをやった上で、

それでも改善されないのであれば、

それは私は堂々と転職理由として伝えて良いと思います。

 

その際の言い方は自責に、謙虚にです。

これを押さえれば、面接官は大抵納得いただけます。

 

企業が転職理由を聞くほんとうの理由

転職理由を聞く理由はいくつかあります。

例えば、

・入社後にウチでも転職しないか?

・堪え性が低い方ではないか?

 

ただ、個人的には自社に帰属意識を持つ意識がある人かどうか?

を見ている企業が多い印象を受けます。

 

特に経営者はこの点を見ている印象があります。

不景気の時には特にこの点が重視される傾向があると思っています。

 

なぜなら、この帰属意識は

幹部候補という観点や、定着、入社後活躍という貢献度という点で

大きな影響をもたらすからです。

 

他方で、転職者の方の本音は、

職種に帰属意識が強かったり、

待遇面に帰属意識が強かったりする方が多い場合も多々あります。

 

ただ極端な話、職種や待遇だけが重要であれば、

企業に属しないで、独立して好きなことをやればいいじゃん

って話になってしまいます。

帰属理由が職種や待遇面だけである人を

企業が好んで採用するわけがありません。

 

そのため、このミスマッチ部分の差異を

面接で見られている企業が多いです。

 

もちろん、大前提として、

人柄や経験が重要ということは言わずもがなですが。

 

そのため、転職理由を応える際には、

今一度自分の行動を客観性を持って振り返って、

伝え方を考えましょう!

 

それでは、皆様良い週末を。

 

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