名古屋の転職支援プロが教える転職ルール

名古屋で転職支援12年の経験を活かして、他では聞けない名古屋の転職にまつわる話を書いています。

正月早々「死」と向き合う

こんにちは、名古屋のキャリアコンサルタントの金子 玄です。

 

皆さん、

正月から全力投球していますか?

 

3日坊主になっていませんか?

 

自分に言い聞かせています、はい。

 

正月何もしなかった私ですが、結構考えることがあったので、

今日はそのテーマに。

 

まじめな話です。

今日は私のスタンス的な話です。

 

転職ネタではありませんので、タイトルと異なりますが、

予めご了承ください。

 

ただ、1人の方にでも考えるきっかけとなれば幸いです。

正月早々『死』を考える

 

なんか禍々しいタイトルですが、

お正月に私の自宅の向かいのおじいさんが亡くなりました。

 

このおじいさんとは、

お会いするといつも笑顔で、挨拶を交わしてくれました。

ウチの息子や娘をかわいがってくれていました。

息子の小学校の入学式の際に来賓側にいました。

つまり、地域活動もされていた方です。

 

深くお話したことはないですが、

人間力がにじみ出ている魅力的な方でした。

 

ところが、昨年春過ぎ位からあまりお見かけする機会が減りました。

それどころか、たまにお見かけすると、げっそりされていました。

 

妻に聞いたら、体調を崩されているとのことでした。

そのため、毎週末、2人の娘さんが家族のフォローでいらっしゃっていました。

 

良くなるといいなと願っていました。

 

ところが、年明けて3日に亡くなられたという紙が

自宅のポストに投函されていました。

 

正直、ショックでした。

 

子供たちも子供たちなりにショックを受けていました。

 

ふと、亡くなる前日も子供たちと外の道路でキャッキャッいいながら、

子供たちとサッカーをしていたことを思い出しました。

 

当事者親族だったら、

「うるさいなー」と気分を害されていたかもしれません。

少なくとも私だったら、そう思ってしまうので、

ほんと申し訳ないなと反省しました。

 

「死」はいつも自分と向き合うきっかけになる

身内をはじめ、近しい人の死は

いつも自分に向き合うきっかけをくれます。

戒めにもなります。

 

私は、後悔無き人生を送れているか?

 

明日死んでも悔いはないだろうか?

 

人生を全うに生きたと胸を張っていいきれるだろうか?

 

周りの人に愛されていただろうか?

 

周りを傷つけたままにしていなかっただろうか?

 

先に家族を残して死んでしまうリスクにむきあっているだろうか?

 

色々な意味で身が引き締まる新年となりました。

 

高齢社会

他方で、こちらも深刻な問題。

 

実は、亡くなる一週間前、

同じく近隣のおじいさんが亡くなったという話を聞いていました。

 

そして、昨日、ウチの10軒ほど離れた家のおじいさんも

亡くなられたという話を聞きました。 

 

私が住んでいるところは、35年ほど前に分譲された地区なので、

高齢化が進んでいます。

 

子供たちの数も私が住んでいる通りは、

ウチの家族も含めて、20~30軒ほどあってその内、4軒7人しかいません。

ウチは3人子供がいるので、ほぼ過半数です。

ほとんどが子供は既に巣立っていて、

老夫婦のみという構成がほとんどです。

 

そのため残念ながら、今年もこういった話は増えていくと思います。

 

今年は地区役員をやっていますが、

地域コミュニケーションは間違いなく構築して行かなければいけないし、

震災等の災害に備えて、日頃からコミュニケーションを取らねばと思っています。

 

とはいえ、平日日中は私はいない。

 

そこで、昨年から、週末だけですが、地域でのあいさつは意識的にし、

子供達にも知らない人でも家の前の通りで歩いている人とすれ違ったら、

必ず自分から大きな声で挨拶するように教えています。

一緒に道路で遊んでいる時は一緒に実践しています。

 

少なくても若手の私がいると認知してもらっておけば、

助けを求めてようとしてくれる人がいるかもしれないし、

逆に何かあったときに子供たちを心配してくれる方もいるかもしれない。

 

地域で認知してもらうって大切なことだと思うんです。

 

まずは最低限のところですが、

今まではそれすらも意識できていなかったので、

ここは日常化していきます。

 

地域あっての我が家ではあるので、

そういったコミュニティも今年はより大切にしていきたいです。

 

心からご冥福をお祈りいたします。

 

金子 玄